花嫁の衣装での小物類は、それ以外の着物で例えば振袖、訪問着、付け下げでは一切付けない珍しい物がありますね。
私がインターン当時、美容院で花嫁衣裳の着付けを先生が依頼された時に花嫁衣裳一式を店の提携していた貸衣装店でレンタルしました。
花嫁の着る白無垢と色内掛け以外の小物をあげるとまずは、文金高島田のカツラの上に付ける角隠しです。
その日の花嫁さんは角隠しを希望とされたので、綿帽子はありませんでした。
また、笄を、こうがいと言って花嫁の髪飾りです。
挙式にはべっ甲の素材を使用し、色内掛けの時は珊瑚の素材を使用した物を飾るのでレンタルの中でもかなり高価な小物ですね。
また色内掛けを着る際に帯に挿す短い剣の事を懐剣と言いますが、これは昔から伝わる武家の名残りの様です。また紙ばさみ、はこせこも色内掛けの時に胸元に挿す物です。
はこせこは、刺繍を施されていて可愛らしげな入れ物です。はこせこと言えば七五三でも女児が胸元に入れますよね。昔はこれに口紅やおしろい、紙などを入れていたらしいです。
白無垢を着た時に、手に持つ扇子の事を末広と言います。名前の通り、幸せが末広がっていく様に願いを込めた扇子です。
花嫁は末広を右手に持って左手は添えるだけにしますが、これも当日花嫁さんはそんなしきたりも分からない上に緊張しっぱなしなので、当日は花嫁の世話をしてくれる担当の美容師が促してくれるので任せていけば良いと思いますね。
こうして、花嫁衣裳にしか付けない小物が幾つかあるのですが、殆どレンタルする事になるので、小物によっては高額な物がある事を念頭において選ぶ方が良いでしょう。
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